【自己紹介】ビジネスマンでも株式投資したい

こんにちは。デーモンと申します。

外資系企業のデータアナリストとして日々研鑽しています。仕事とは全く関係ないのですが、2023年から人生初めての株式投資を始めました。以前から興味があったものの、仕事が忙しくてなかなか始められなかったところを、NISA→新NISAの流れもあり一念発起しました。

言ってしまえば、株に関しては素人です。

データハンドリングのスキルを株式投資に活かすことができないか?という観点で、こちらで発信していければと思います。

同様に直近株式投資を始めた方や、いろんな角度から株の情報収集をしたい方にとって、少しでも有益な情報になればと思います。

今回は、自己紹介がてら、私の株式投資についてご紹介したいと思います。

株に手を出すまで

突然ですが、

「株やってみたいけど、なかなか一歩が踏み出せない」
「NISAも始めたいけど、なんとなくめんどくさい」

と思って、まだ踏み出せていないことにモヤモヤしている人が多いのではないでしょうか?

NISAはともかく、私はそういった状態を10年以上続けて、ようやく一歩を踏み出した人になります。始めてしまえば、どうしてそんなに動かなかったのか不思議なくらいです。10年前と比べると、色んな情報や環境が変化したため、より始めやすくなったということはあると思いますが。

「S&Pってなに?」
「米国株って簡単に買えるの?」
「元手はいくら必要なの?」
「証券口座はどうやって開設したらいいの?複数持った方がいいの?」

いずれもよくわからない状態でしたが、始めてしまえばすぐに色々なことがわかり腹落ちするようになりました。

どんなことにも言えることですが、興味を持って足を踏み入れてしまえば、アンテナが高いので普段の生活の中でも周辺情報をキャッチしやすくなりますし、自らYoutubeや書籍で勉強をするようになります。

何が言いたいかというと、もし少しでも株式投資に興味があるのであれば、まずすぐに証券口座を作ることをおススメします。
まず「足を踏み入れる」ことがすべての始まりです。

ちなみに、私は楽天商圏の住人ですので、楽天証券の口座を持っています。ネット銀行はその場で申し込みができて非常にスムーズですし、IT企業はUXの研究・投資に非常に積極的なので、個人的にはかなりおススメです。

株式投資の目的

そもそも、なんで株式投資をやってみたいと思ったのでしょうか?
面倒くさいと思う気持ちと抗ってまで達成したい目的は何だったのでしょうか?
私の場合、以下のように目的がありました。

①株をするのが大人の嗜み

こういった「形から入る」的なアプローチは本質的でないと思う方も多いかと思いますが、株に関しては意外とこういった目的感を持っている方は多いのではないでしょうか?

少なくとも私は始めるモチベーションとしてこの要素が比較的大きかったように思います。

もう少しかみ砕くと、
「周囲の格好良かったりスマートな大人は株式投資をしている割合が大きく、その仲間入りをしたい」
というイメージです。

このあたりの塩梅は本当に人によるとは思いますが、個人的にはこういった見栄っ張りの感情は必ずしも否定すべきではないと思っています。

なぜなら、「行動にさえ至れば動機は何であっても構わない」、「行動することこそが価値」と考えるからです。

ですので、自分のモチベーションが不十分などと考えて二の足を踏むようでしたら、それを肯定してまずやり始めるのが良いのではないでしょうか。

②本業以外の所得を得たい

実利の面でいうと、多くの個人投資家にはこの金銭的モチベーションがあると思います。というより、株式投資の究極の目的とも言えると思います。

私の場合は、学生時代に『金持ち父さん貧乏父さん』を読んでから、うっすらと将来的に労働以外の収入を得る仕組みを作るべきと考えていました。
仕事120%の生活をしていた20代が終わり、もう少し人生を俯瞰的に見ようと思い始めた30代に、改めてLife Financeを考え始めました。

不動産・株式投資・副業・投機、など複数の選択肢のうち、リスクとコスパを考えるととっつきやすいと判断したのが株式投資になります。

本業で100万円単位の収入を増やすためには、
①Promotionして(特に日系企業では)マネジメントのスキルと経験を積む
②すごく儲かっている会社に転職する
くらいの選択肢しかありません。それにいずれもかなりの努力が必要で、正直しんどいです。

一方で、株式投資はセンスとタイミングと運次第では100万円単位の収入増加が現実的である、と少なくとも私は考えます。
これは、「株は簡単に儲かる」と考えているわけではなく、ギャンブル性があるというリスクも承知のうえで、「運がよければ収入を増やすロマンがある」といった認識です。

ポイントとしては、ざっくりこういう風に整理しています。

・上場企業の個別株はある程度IR情報があって分析が可能
・業界の知識やビジネス環境を読むセンスがモノをいう
  ⇒努力・センスで勝率を上げられる
・投資額(タネ銭)が多いほど利益が大きくなる
・ゼロサムゲームではなく、金融経済膨張でパイが大きくなる
  ⇒長期間市場にいるほど利益拡大可能性が高くなる
・機関投資家(プロ、玄人)では目が届かないミクロの領域や不人気業種も立派な投資対象
  ⇒素人でも勝ち筋あり

③資本主義社会・ビジネス・世の中を理解したい

これはどちらかというと、やり始めてからより感じるようになった目的感です。
もう少し根源的には、世の中がどうやって動いているかについての好奇心につながる要素だと思うのですが、株式投資を通じて、こういった領域にもアンテナが広がると感じています。

例えば、トヨタの自動車が好きで、トヨタ株を購入するとします。
個人的に好きな銘柄を買う、という判断はアリだと思いますが、「株価が伸びるのか?」については別の観点で吟味する必要があります。

「自動車業界は今後も成長するのだろうか?」
「国内の自動車メーカーはほかにもあるが、トヨタが他と比べても伸びる理由はあるだろうか?」
「国際的な競争力はあるのだろうか?」
「EV比率は今後どうなるだろうか?トヨタへの影響はどうだろうか?」
「Googleの株価とトヨタの株価は関係があるだろうか?」

といったように発想を広げることができるので、それぞれネットで調べるなりニュースを読むなりして、自分で納得できるように消化します。
この過程で、より業界や世の中の解像度を上げることができると思いますし、これは実際に株式を購入して自分事にしなければ広がりにくいアンテナだったりします。

逆に演繹的なアプローチもあり得ます。
「株価が伸びる会社はどのような会社か?」という命題に対して、「AIブームに関連して、半導体の産業がアツい」と考えたとします。

「AIブームと半導体はどういう関係があるのだろうか?」
「半導体といっても、どういう種類があるのだろうか?」
「半導体を扱うプレーヤーは国内・海外でどういった会社があるのか?」
「実際に株価の推移はどうなっているのだろうか?」

などと発想を広げ、同様に納得がいくまで調べます。

解像度を上げたり情報を多く得ることは、本質をシンプルに考えにくくなる、といったデメリットがあることも自覚しつつですが、次の投資の機会に活用できれば好循環につながると思います。

結論、今すぐ証券口座をもつことがおススメ

グダグダと抽象論を述べましたが、今のところ私は株式投資を始めたことを非常に良い判断だったと思っています。

もちろん、自己責任ですし、資産を減らすリスクがあることを前提としていますが、周囲の躊躇っている人にも勧めています。
大金を運用すべきとも、一攫千金を狙うべきとも思っておりません。少額でも投資をしてみることで、少なくとも個人のLife Financeを考えるうえで視野が広がるというメリットが享受できる、という意見です。

今後もデータ観点での工夫をしながら、有益な情報を発信できればと思っています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました